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遺跡の発掘?!@南田原条理遺構(兵庫県福崎町)

連日厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

4月に新卒として入社した私ですが、社会人としての日々は慣れないことや知らないことが多く、失敗を重ねながら成長している最中です。

さて今回は、弊社事業地(兵庫県福崎町)のお話です。開発に伴う文化財の調査で、なんと!奈良時代の柱穴などの遺構や土器が確認されました。そこで、福崎町教育委員会の方が現地説明会をされるというので、去る7月28日(土)同期と共に参加しました。

これまでの南田原条理遺構の調査では、39回の発掘調査が行われており、弥生時代から中世の遺構や遺物の存在が分かっているとのことでした。とくに、南に近接する第22・23回の発掘調査では、奈良時代の須恵器が見つかっているほか、溝などの遺構が確認され、今回の調査地点に広がることが期待されていたようです。

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そして今回の発掘調査では、奈良時代の掘立柱建物(SB)5棟、溝(SD)9条などが確認されました。
掘立柱建物の中には、1辺が50~70cmの隅丸方形のものがあり、福崎町内では初めての大きな建物跡だそうで、そのほかにも、須恵器の杯、製塩土器(塩を作るための土器)や須恵器の稜椀(りょうわん)等が出土されたことから、この地は当時の役所があったのではないか、と推測されてイメージパースも作成されていました。


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本説明会を通して、長い歴史のなかに、私たちの暮らしが息づいていることに思いを巡らせることが出来ました。事業主企業としては、事業用地から文化財が見つかると、計画が一時中断となってしまうので戸惑うところではありますが、一個人としては、歴史的建造物の痕跡や土器に触れるという、非常に趣深い体験をさせてもらったと感じております。

関係各位には台風12号が大接近する休日の朝にも関わらず、このような現地説明会を開いて下さり、有難うございました。
暑中の激務のお疲れが出やすい時期ではございますが、皆様何卒ご自愛専一にてご精励くださいますようお願い申し上げます。

(K.T.)


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